志位和夫 日本共産党

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主な活動

2024年3月19日(火)

志位さんに聞きたい 大盛況

希望を語る集いin岐阜

ガザ終結は? 裏金事件の本質…

入党5人決意


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(写真)よせられた質問にこたえる志位和夫議長=17日、岐阜市

 日本共産党岐阜県委員会は17日、「志位さんと希望を語る集いin岐阜」を岐阜市内で開きました。全県から寄せられた幅広いテーマの質問に志位和夫議長が丁寧に回答し、入党を呼びかける企画。笑いや拍手が随所で湧き起こり“志位さんに聞きたい”と会場からも盛んに質問が出され、「集い」が進むにつれ盛り上がりが増していきました。集い後の懇談会では、志位氏が会場をテーブルごとに回り訴えました。この日、5人が入党を決意しました。

 「ガザでの事態はどうしたら終わらせることができるのか」との質問に志位氏は、イスラエルによる攻撃が続くパレスチナ自治区ガザでは、死者が3万人を超え、7割は女性・子どもで、住民の4分の1が「飢饉(ききん)寸前」にあり「極めて差し迫った人道危機に陥っている」と指摘。「イスラエルによる蛮行、ガザ南部ラファへの総攻撃を止めなければならない」と強調しました。

 志位氏は、米国が国連安保理で、即時人道的停戦を求める決議に唯一反対し拒否権を行使して葬り去った事実を挙げ、「米国の態度を変えさせることが必要だ」と説きました。

 また、日本政府が同決議に賛成し国会答弁でイスラエルの行為を「国際人道法に違反する」(上川陽子外相)と認めながら、米国には正面からものをいわないと指摘し、「政府がイスラエルを擁護する米国にきちんとものをいって、イスラエルの蛮行をやめさせることが必要だ」と主張しました。

 「自民党の裏金事件は何が問題で、なくすにはどうしたらいいのか」―。志位氏は「自民党政治は深い危機と激動の中にある」と述べ、今回の裏金事件がこれまでの金権腐敗事件と比べてどこが違うのかを語りました。

 志位氏は、ロッキード事件、リクルート事件、ゼネコン汚職など一連の金権腐敗事件は、特定の政治家に対して特定の企業(業界)が賄賂を渡して政治をゆがめるものであり「特定の政治家に対処すれば一応は『解決』できた」と指摘。一方で「今回は自民党総ぐるみで組織的犯罪行為を行っていた。しかもお金を出していたのは『オール財界』だ。『オール財界』が『オール自民党』を買収していたのが今度の裏金事件であり、自民党政治を終わらせるしかない」と強調しました。

 その上で、問題の根本には企業・団体献金があると指摘。企業・団体のパーティー券購入も含め全面禁止にするしかないと訴えました。

 会場から質問を募るコーナーでは、たくさん手が挙がり、「生産力とは何か」「米作りの担い手がいない…」「排外主義と戦うにはどうしたらいいか」などの疑問や悩みが。参加者とのやりとりも盛り上がり、「集い」は予定を超えて2時間以上となりました。志位氏は全部で13問の質問に答えた上で、最後に日本共産党への入党を心を込めて呼びかけました。

 集いの録画(YouTube)