志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

党の会議での報告

2024年4月6日(土)

故山村糸子さんを追悼

幹部会で志位議長


 日本共産党の志位和夫議長は5日の幹部会で、山村糸子静岡県委員長の死去を追悼するあいさつを行い、幹部会として確認しました。あいさつは次の通りです。

 幹部会委員、静岡県委員長の山村糸子同志の突然の訃報に接し、私たちは、強い驚きと深い悲しみにつつまれています。心からの哀悼の気持ちを表明するものです。

 山村同志は、1950年に茨城県で生まれ、70年に日本共産党に入党され、80年に静岡県で党専従の仕事につき、2009年から党県委員長、2017年から幹部会委員として奮闘されてきました。

 私自身、同じ中央委員会のメンバー、幹部会のメンバーとして活動するなかで、山村同志の、どんな問題でも正面から挑戦し、困難にあっても弱音をはかず、熱い情熱を傾けてやりぬく姿に接し、深い信頼と敬意をいだいてきました。

 先日、弔問にうかがったおり、県委員会の若い同志から、山村同志が、物事をあいまいにしない厳しい面とともに、思いやりの深い優しい県委員長だったとの話を聞き、山村同志が県党の同志たちから深い信頼を得ていたことをあらためて感じました。

 こうした素晴らしいかけがえのない同志を突然失ったことは、痛恨の極みです。かさねて深い哀悼の気持ちを申し上げるものです。

 党静岡県委員会は、山村同志の訃報を受け、緊急の県委員会総会を開催し、山村同志への深い弔意をささげるとともに、山村同志が準備していた報告レジュメをもとに、討論し、つよく大きな党づくりへの決意を固めたとの報告を受けました。県委員会総会は、山村委員長が目の前にいるかのような討論になり、「誰よりも党のことを考え、党づくりに尽力してきた山村委員長の遺志をつなごう。大会決定と綱領に団結し、130%に本気で挑もう」という決意が、参加者の総意で確認されたとのことです。

 私たちは、静岡県党組織が、悲しみをのりこえ、山村同志の遺志を継いで、新たな発展をかちとることを心から期待するものです。中央で働く私たちも山村同志の遺志を引き継いで奮闘する決意をのべて、あいさつとします。